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当院の産後の骨盤矯正に対する考え方②



みなさんこんにちは!

ささのうち整体院です!


本日は昨日の続きで「当院の産後の骨盤矯正に対する考え方」についてお話していきます。


昨日は骨盤の構造とそれに伴って骨盤は歪むのか?についてお話しました。


本日はその続きで産前、産後の骨盤についてお話していきたいと思います。


まず、お腹が大きくなってくると姿勢に変化がみられてきます。


妊婦さんに多く見られるのが「スウェイバック」と呼ばれる姿勢です。


この姿勢は簡単に言えば「反り腰」と「猫背」が一緒になったようなものです。


スウェイバックについて「骨盤は前傾する」「骨盤は後傾する」など色々な解説をされている方がいますが、基本的に妊婦さんと言うのはお腹が大きくなるにつれて骨盤は後傾、重心は踵よりに移動します。

なので今回は骨盤は後傾と言うことで話を進めます。


骨盤は後傾して腰は反って、猫背ってもう姿勢としてはぐちゃぐちゃですよね?


それに加え、妊娠3か月くらいから「リラキシン」という骨盤周囲の関節や靭帯などを緩めるホルモンが分泌されるので前回説明した「仙腸関節」や「恥骨結合」といった骨盤の中の関節も不安定になりやすく、より身体のバランスが崩れやすくなります。

妊娠中に恥骨のあたりが痛いという方が多いですがこのようなことが原因の1つでもあります。


ここまでは骨格の話をしましたが、骨格だけでなく筋肉も妊娠中に負担がかかりやすくなります。

その中でも特に負担のかかる筋肉が少し前にお話させてもらった「骨盤底筋群」です。


復習として画像を載せておきます。



この骨盤底筋群がお腹が大きくなるにつれて引き伸ばされます。

骨盤底筋群が弱化すると尿漏れや失禁などにもつながります。

そして骨盤底筋群は腹圧にも関係しているので骨盤底筋群が引き伸ばされ腹圧がかからないと腰椎の安定性が失われ、腰痛の原因になったりもします。


この骨盤底筋群の本来の役割は内臓を正しい位置に保つ働きがあるので、妊娠中に引き延ばされて産後弱化したままでいると先ほど挙げた尿漏れや失禁などにもつながりますし、内臓下垂で産後のポッコリお腹の原因になったりもします。

(3人以上出産されている方は高齢になった時に尿漏れなどの症状が出やすいという研究結果もありました。)




ここまでが妊娠中の骨盤と骨盤底筋群のお話でした。

ここからが分娩中の骨盤の動きと産後の骨盤についてになります。


早速、分娩中の骨盤の動きですが、2つの段階に分けてお話します。


「胎児の頭が骨盤内に入る時」

・仙腸関節は開く

・坐骨は近づく

簡単に言えば上が開いて、下は閉じるような感じになります。




[胎児の頭が骨盤下口部にさしかかる時]

・仙腸関節は閉じる

・坐骨は広がる

先ほどと逆で上が閉じて下が開くような感じです。




分娩時の骨盤の動きはこのようになっています。


みなさんが思っている骨盤が開くという状態とは少し違うのではないでしょうか?


ただ例外としてお子さんが大きすぎるなどの原因で500~600人に1人くらいの割合で「恥骨結合離開」といって恥骨と恥骨をつないでいる恥骨結合が離れてしまうことがあります。

この場合は骨盤自体の歪みも生じる可能性があります。しかし、恥骨結合離開になると激痛で歩けなかったりするのでおかしいとわかると思います。




とは言っても恥骨結合離開の方以外の場合でもやはり産後の骨盤は分娩時の負担やリラキシンの影響などもあってガタガタではあります。

この時にみなさんはガタガタだから骨盤矯正に行かないと!と思われるかもしれませんが2か月は待ってください。

約2か月で骨盤は勝手に元の状態に戻りますから。

オキシトシンというホルモンの効果で緩んでいた靭帯が締まってきて元の状態に戻ります。

とりあえずそこまでは待ちましょう。


ここまででなんとなく妊娠中の骨盤の状態や分娩中の骨盤の動き、勝手に骨盤は元に戻るということがわかっていただけたでしょうか?


そこで1つ疑問が浮かんできませんか?


「まぁ骨盤が勝手に元に戻るのはわかった。でも妊娠前に履けていたズボンが産後体重が戻っても履けないのはなんで?」


このように思っている方も多いのではないでしょうか?


これには大きく分けて2つの原因があると考えます。


まず一つ目は先ほどお話した「妊娠中に引き伸ばされた弱化した骨盤底筋群の影響で内臓が下垂しポッコリお腹になっている」です。

骨盤底筋群には内臓を正しい位置に保つ働きがあるのでそれが弱化すると内臓が下に下がりぽっこりお腹になりやすいです。

そうすると体重が同じでもズボンが履けなかったりします。


もう1つは「股関節の歪み」です。




これはあくまで1例ですが、産後ではあっても無くても股関節の歪みがあると太ももの付け根のあたりが横に張りだしたりします。

この画像のように骨盤の前傾から大腿骨が内旋して横幅が広くなったり、リラキシンなどの影響で大腿骨の位置がおかしかったりなど股関節の歪みでもズボンが履けない状態になることがあります。


当院では骨盤の歪みで履けないわけではなく、ポッコリお腹もしくは股関節の歪みによってズボンが履けない状態が起こっていると考えています。


今日は妊娠中、分娩時、産後の骨盤の状態を少しでも理解していただけたら嬉しいです。


最後までご覧いただきありがとうございました。


第三部で最後になりますが次回は「産後の骨盤のケア」について投稿予定ですのでよろしくお願い致します。


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