未だに蔓延る「神経痛」に関する誤った認識をどうにかしたい!

みなさんこんにちは!
ささのうち整体院です!
本日は少しいつもと系統は違うのですがたまに耳にする「神経痛」に対する誤った認識を無くしたいという話です。
以前、知人に「脇腹のあたりが痛むんだけと何かな?」と電話で相談されたのでその他の症状も聞きつつ「肋間神経痛じゃないかな」と答えると「そんな私が神経痛なんかなるわけないやん!」と笑いながら言われました。
正直、「えっまじか。」と思いましたがその時はそのまま話を終えました。
そしてそれからしばらく経って坐骨神経痛のお悩みで来院された方がいて、その方と施術中に話していると「病院で坐骨神経痛って言われてな、まさか自分が神経痛になるとは思わんかったわ」と言われて、以前知人が言っていたことを思い出しました。
おそらくその二人の「神経痛」を「自律神経系の問題」だと誤って認識しているのだと思います。精神的な問題だから自分がなるはずがないと。
高齢の方などはもしかしたらそのようなイメージを持たれている方が多いかもしれません。
しかし、坐骨神経痛のような神経痛と自律神経の不調は別物です。
自律神経系の不調はもちろん肉体的な負担からくる場合もありますが、精神的な部分も大いに関わってきます。
しかし、坐骨神経痛のような神経痛は精神的な部分が原因なことは無いとは言い切れませんが無いに等しいです。
では神経痛とはどのようなものなのか?
神経とは...
中枢神経系(脳・脊髄)と末梢神経系(中枢神経系以外の神経)に分けられる。
神経痛に大きく関係しているのは後者の末梢神経系。
末梢神経系も体性神経系(運動神経・感覚神経)、自律神経系に分けられる。
この末梢神経系の中でも神経痛に大きく関係するのは前者の体性神経系。
脊髄から背骨の間を通り全身に張り巡らされているのですが、この体性神経系がヘルニアや筋肉の緊張などにより圧迫されたり、牽引されたりすることで神経痛が起こると考えられています。
運動神経線維が障害された場合は力が入りにくかったり、感覚神経線維が障害された場合はピリピリとした痛みやしびれなどの症状がでます。
これで「神経痛」と「自律神経系の不調」の違いがお分かりいただけたでしょうか?
「神経痛」でお悩みの方は一度ご連絡下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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