みなさんこんにちは!
ささのうち整体院です!
本日は当院の「肩こり」についての考え方をみなさんにシェアしていきたいと思います。
まず当院の考え方としては肩こりに"完治"は無いと思っています。
整体師として治らないと言ってしまうのは自分でもどうなのかな?と思ったりもしますが"治ります!"と期待させてしまうのも罪だと思うのではっきりと"完治"は無いと言っておきます。
ただし、これは良くならない、肩こりの状態がずっと続いていくというわけではありません。
ポイントは"完治"というワードを使っているところで完治はしないが肩こりのない状態、出にくい状態を作っていくことはできると思っています。
そこで、まずはなぜ肩がこるのか?そこから話していきたいと思います。
※治療院などにより考え方は多々あると思いますがこの話は当院の見解です。
みなさんがよく肩こり、肩こりと言われているのが「僧帽筋」と呼ばれる筋肉が硬くなって、肩回りがしんどい状態ですよね?
この僧帽筋が硬くなる理由の一つが上肢(腕~手先まで)の重さを支えているからなんです!
普段人は腕を肩より下に下げた状態で生活することが多いと思いますがこの時に上肢を支えているのが僧帽筋になります。
なので基本的には身体の構造上肩はこりやすい構造になっています。
「コリ」のイメージとしては筋肉が縮こまって硬くなっていると思っている方が多いと思いますが肩こりの場合は僧帽筋が上肢の重さで伸ばされている状態が続くことで血行不良を起こし硬くなってしまいます。
これが当院が考える肩がこりやすい要因です。
ただしここで疑問なのが...
「その理論だと全員が肩こりじゃないとおかしくないですか?」です。
そうなんですよね。
同じ仕事をしている人でも肩こりがあったり、肩こりが無かったりするわけですよ。
そこが正直、"完治"と言えない原因だったりするわけです。
ただ、いくつかわかっている肩がこりやすくなる人の共通点はあるのでそこをお話しておこうと思います。
まずは「骨格」です。
よく「なで肩」の人は肩がこりやすいなんて言ったりしますがそれは本当だと思います。
なで肩といかり肩の人は骨格的にどこが違うのかと言うと「鎖骨の長さ」が違います。
なで肩の人は鎖骨が短く、いかり肩の人は鎖骨が長いです。
鎖骨が短くなで肩だと上肢の重さが僧帽筋にかかりやすく、いかり肩の方と比べて肩がこりやすい傾向にあります。
次に「同じ姿勢が続く仕事をしている」です。
先ほどお話したように肩こりは僧帽筋が伸ばされた状態が続くことで血行不良となり症状が出るので腕を肩より下にした状態の姿勢が続く仕事に就いている方は肩がこりやすい傾向にあります。例としてはデスクワークや長時間の運転など。
3つ目は「筋力不足」です。
単純に上肢の重さに耐えられる筋肉が無いと肩がこりやすくなります。逆を言えば筋力トレーニングは肩こり予防には最適だと言えます。普段上肢の重さで伸ばされた状態が続く僧帽筋を筋力トレーニングで収縮させることで筋肉のポンプの作用が働き血行が促進されやすくなります。
他にもその人によって違った原因があったりもしますが比較的多い共通点を3つを挙げさせていただきました。
ついでにもう一つだけお話しておきたいのですが...
実は「マッサージの受けすぎ」も肩がこりやすくなる原因になる場合があります。
当院は今年9月に大幅に施術の方針転換を図り、施術において基本的にマッサージを推奨することは無くなりました。
※気になる方はこちらの記事をお読みください。
この記事にも書いてあるように、マッサージには筋線維を破壊するリスクがあります。
破壊された筋線維は元の組織ではなく結合組織とよばれる柔軟性に乏しい組織で修復されるため受け続ければ受け続けるほどどんどん硬くなっていきます。
硬すぎて指が入らない、指圧されても全然効かないなどと言う方はマッサージで結果的に悪化している方だと思います。
もちろんそのリスクを承知の上で受けに行かれるのは全然構いませんが当院では肩こりの施術ではマッサージは行いません。
ここまでで当院の肩こりに対しての考え方をお話していきましたがご理解いただけたでしょうか?
じゃあ当院では具体的にどう施術していくのか?
メインは「超音波治療器」での施術になります。
超音波治療器はマッサージと違い筋線維の損傷のリスクが無く、尚且つ高い効果の見込める施術になります。
電気?ビリビリ来るんじゃないの?と思う方も多いと思いますが超音波に関しては電気治療器ですが身体に通電するわけではないですので受けている感覚としては少し温かいくらいのものです。
実際によく患者さんに「え?これ当ててるの?」と聞かれます(笑)
身体への負担が少ないだけでなく、指では届かないような深部の筋肉の施術も可能であり、血行促進、筋肉の修復促進などの効果が見込めます。
まだまだ機械よりも手の方が良いという方が多いのが現実ですがかれこれ10年以上業界にいる人間としては筋肉に対するアプローチとしては断然手より良いです。
それと状態によっては手技(整復術)を行う場合もあります。
これは巷で話題のボキボキなどとは違いますのでご理解下さい。
少し長くなってしまいましたが結論で言うと"完治"は難しいがケアをしていけば肩こりが無い状態を維持することはできます!
それは施術でもセルフケアなどでもできます!
当院に来ていただければセルフケアもお伝えしますので肩こりでお悩みの方はぜひ一度お越しください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
三重県南牟婁郡御浜町にある「ささのうち整体院」です!
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