みなさんこんにちは!
ささのうち整体院です!
本日は「肩甲骨の可動域を上げたければ○○筋は外せない!」というテーマでお話していきたいと思います。
ここ何年かの間に「肩甲骨はがし」というワードが巷にかなり浸透しているように思えます。
みなさんもテレビやネットなどで見たことがあるのではないでしょうか?
肩甲骨と肋骨の間に手を入れて引き剥がすような施術を。
ただ皆が皆、最初からあそこまで手が入るわけではないんですよ!
だからあの動画だけを見て、素人がむりやり肩甲骨はがしなどはしないようにしてください。
大抵の場合は肩甲骨の可動域に関係する筋肉などを先に施術しておいて肩甲骨周囲をほぐしておいてから行うものになります。
本日はその先に施術しておくべき筋肉のお話です。
基本的に肩甲骨の周辺の筋肉をほぐそうと思うと背中側の筋肉の施術がメインになってくると思います。もちろん背中側の筋肉も大事ではあるのですが実は大事な筋肉は胸側(前側)にあります。
その筋肉がこの青い部分の筋肉です!
この筋肉は「小胸筋」と呼ばれる筋肉で、肩甲骨の烏口突起という部分から肋骨に付く筋肉です。
主な作用は肋骨の挙上と肩甲骨を内下方に引っ張るです。
作用など難しいことはそこまで覚えなくてもよいですがこの筋肉が肩甲骨~肋骨に付いていることを覚えておいてください。
この筋肉が硬くなるとなんとなくイメージしやすいと思うのですが肩甲骨の動きが悪くなります。なおかつ後ろから前に引っ張るような形になるので肩甲骨はがしはこの筋肉が硬いと剥がしにくくなります。なので肩甲骨はがしをする前に小胸筋はほぐしておきましょう。
そしてもう一つ大事な筋肉があります!
それがこの青い部分の筋肉です。
この筋肉は「前鋸筋」という筋肉です。
この筋肉も肩甲骨から肋骨に付く筋肉で作用としては肩甲骨を前方に引っ張ってくるような作用があります。
この筋肉も小胸筋と同様硬くなると肩甲骨が肋骨にへばりついているような形で動きが悪くなってしまいます。
肩甲骨の可動域を広くするために背中のストレッチやマッサージするのも良いですがこの2つの筋肉も肩甲骨の動きに関して非常に大事な部分になりますので覚えておいてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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