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電気治療器の使用について
当院では患者さんの身体に負担をかけず、効率よく施術を行うために
電気治療器(超音波、低周波)を使用します。
それにあたって禁忌(受けられない方や受けられない部位)がありますので
予約前にご確認下さい。
もし禁忌に当てはまる方は電気治療器を使用せずに施術を行いますので
予約フォームの[電気治療器の使用についてに関して]の欄に
当てはまるとご記入ください。
※女性の方はこちらも必ずご確認下さい。
超音波、低周波ともに直接皮膚の上から当てる電気治療器になります。
そのため痛みやコリの原因になっている部位によっては
上着やズボン、下着などをずらさせていただく形になります。
手技よりも身体への負担なく、効果的な施術ができるのでできれば
電気治療器を使用したいですがもちろん抵抗のある方もいらっしゃると思いますので
そのような方は予約フォームの[電気治療器の使用についてに関して]の欄に
抵抗があるとご記入ください。
※女性の方にはこのような施術着も用意しておりますので
施術着をご希望される方は[電気治療器の使用についてに関して]の欄に
施術着希望とご記入ください。

超音波治療器の禁忌・禁止
1.以下の【人】には、使用しないこと。
( 1 )悪性腫瘍のある人。
[血流の増大による転移を促進する恐れがあります。]
( 2 )糖尿病などによる高度な末梢循環障害による知覚障害者、温度 感知喪失者、酒気を帯びた人。
[知覚障害や知覚鈍麻があると、温度の感知ができず火傷など を起こす恐れがあります。]
( 3 )その他、医師が不適当とみなした患者。
2.以下の【人】には、患者と意思疎通のできる介護者なしで使用しないこと。
( 1 )麻痺のある人、12 歳以下の子供、意思表示ができない人等。
[患者と施術者の間で意思の疎通ができないと、患者の状態を 的確に判断できず火傷などを起こす
恐れがあります。]
3.以下の【部位】には、使用しないこと。
( 1 )植込み形電子装置(例えばペースメーカ)を装着、留置している部位およびその周辺部。
[超音波の機械的振動がペースメーカ等の電子部品の機能を損なわせる恐れがあります。]
( 2 )妊婦および妊娠の疑いのある患者の腹部、腰部、骨盤部。
[発達中の胎児の発育に悪影響を及ぼす報告があります。]
( 3 )合成樹脂、関節セメント(メチルメタグリレートセメント)が留置してある場所。
ただし、超音波骨折治療ではこの限りではない。
[融解や発熱、または境界部での発熱の恐れがあります。]
( 4 )頭部(目、耳)、粘膜(口腔、陰茎、尿道、膣粘膜、直腸)。
[内液のキャビテーションにより機能を損傷する恐れがありま す。]
( 5 )男性、女性の生殖器の上。
[配偶子の発達に影響する恐れがあります。]
( 6 )血栓性静脈炎領域上。
[血栓や血餅が遊離し心臓や脳などの血管に移動させる恐れがあります。]
( 7 )傷口の開いている患部など出血、血腫が起こりやすい部位。
[血管拡張作用により、出血の増大あるいは出血を引き起こす恐れがあります。]
( 8 )急性損傷や急性炎症のある部位(温熱治療を目的とする場合)。
[急性損傷や急性炎症の部位に温熱刺激を与えると、浮腫や出血が増大して疼痛を増強させたり、
組織の回復を遅らせたりする 恐れがあります。]
( 9 )脊椎開窓術を行った部位周辺(特にC1~L2にて開窓術を行った場合)。
[脊椎が開窓されており、脊髄に超音波振動刺激が直接伝わる恐れがあります。]
(10)胸部インプラントの上。
[金属部分と組織の境界で反射が起き、その周囲の温度を上昇させる恐れがあります。]
(11)成長期の骨端線の上(温熱治療を目的とする場合)。
[骨端部を損傷する恐れがあります。]
低周波治療器の禁忌・禁止
1.以下の症状のある患者、または疑いのある人には使用しないこと。
(1) ペースメーカ等の体内埋込型電子機器を装着している患者
(2) てんかん患者
(3) 急性外傷または骨折後に十分に回復されていない患者
(4) 妊娠中の方
(5) 腹部または鼠径ヘルニアがある患者
(6) 癌など悪性腫瘍のある患者
(7) 下肢の運動機能や血液循環に不具合が生じている患者
(8) その他医師が本品を使用することが適切でないと判断した患者
本品は低周波治療器であり、この用途以外では使用しないこと。
2.以下に示す部位には使用しないこと。
(1) 頭、顔、目(脳等に悪影響を及ぼす恐れがある)
(2) 首、喉(重度の筋痙攣が起こり気道を遮ったり、呼吸困難に陥ったりする恐れがある。
また、心拍や血圧に悪影響を及ぼす恐れがある)
(3) 胸(心拍に悪影響を及ぼす恐れがある)
(4) 陰部
(5) 腹部(生理期間中)